断言しよう。小川哲氏の最新作『オルロージュ』(講談社)は傑作である。 本作は、スタートアップ企業を描いた経済小説である。 微生物研究者である倉敷秀斗は中学生の同級生であった桐田奈南からの連絡を受け、11年ぶりに居酒屋で再会。ベンチャーキャ… ...
赤ちゃんは、かわいい。小さな手も、やわらかそうな頬も、見ているだけで触りたくなる。けれど、相手が赤ちゃんだからといって、好き勝手に触っていいわけではない。大人に悪気はなくても、触れ方ひとつで怖い思いをさせてしまうことがあるのだ。『赤ちゃ… ...
誰かから逃げたい人の引っ越しを手伝う“夜逃げ屋”。そんな夜逃げ屋で実際に働き、リアルな体験をマンガにしたのが『夜逃げ屋日記』(宮野シンイチ/KADOKAWA)だ。本作には家族にまつわるエピソードも多数登場。“家族とは何か”を改めて考えさせられる。 長 ...
世の中には、何でも深く考えすぎてしまう人もいれば、「まあ、なんとかなるでしょ」と気楽に構える人もいる。そんな正反対のふたりが一緒にいると、思いがけないやりとりが生まれるものだ。『働く!くよくよ犬』(ろふ/KADOKAWA)は、周囲に気を使いすぎて… ...
今日もまた怒ってしまった……。夜な夜な子どもの寝顔を見ては反省し、罪悪感を募らせる親は少なくないことだろう。『子どもを叱りつける親は失格ですか?』(アベナオミ:著、小川大介:監修/KADOKAWA)は、子育て中に誰もが突き当たる「叱ることへの悩み」… ...
自分の言葉が相手に間違って伝わってしまった…という経験は誰しも日常的にあると思う。選んだ語彙が適切ではなかったり、言葉が足りなかったりして誤解を招き、困った事態になることも多い。でもよく考えたら、ひとつの文章に2つの異なる意味があるという… ...
テレビ東京入社4年目局員・牧島による、連載エッセイ。「新しくて面白いコンテンツ」を生み出すため、大好きなお笑いライブに日参し、企画書作成に奮闘する。これはそんな日常の記録――。こんにちは。テレビ東京の牧島俊介です。さて...。私が監督・プロデュ… ...
引用---- 「母よ。……私は実家に戻ったら、ちょっとずつ日常の些細な思い出が溜まってきちゃって、情が移っちゃって、気持ちがブレて、少し困っているよ」---- その言葉に胸がギュッと締め付けられる。介護の壮絶な毎日に息をのみ、かと思えばガハハハと笑… ...
『舞妓さんちのまかないさん』(小山愛子/小学館)第26回【全30回】舞台は京都のど真ん中にある花街。舞妓さんたちが深夜、お仕事を終えたあと帰ってきて、共同生活を送っているのは、「屋形」と呼ばれるおうちです。とある屋形で、「まかないさん」として舞… ...
何気ない雑談の最中、相手からの話題にうまく反応できずに落ち込んだことはないだろうか。「自分は会話が苦手だ」「知識も足りないのでは」――そうやってくよくよ悩んだことのある人にこそ読んでほしい作品がある。 その作品とは、『働く!くよくよ犬』(… ...
『いっぱいおかえり』(西のえこ/viviON)第1回【全4回】同棲を決めた7年来の彼氏が、引っ越し当日に音信不通に。知らない街にひとり残され、行き場も帰る場所も失った駒子は、夜の路地で居酒屋「よりみち」に迷い込む。気さくな店主・頼道が差し出す美味し… ...
『眠れるケモノは愛を叫ぶ』(ななのいち:作画、Ena.:原作/スターツ出版)第5回【全10回】「澪は俺のだよ――誰にもやらねぇ」世話焼き気質の高校2年生・香山澪は、いつも周りを優先しがち。ある日のバイト帰り、同級生の優しい完璧男子・朔が輩に絡まれてい ...
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